光害コンサルタントにも使用できる、現場に持参可能なポータブル分光放射計がほしいなーということで、
先週、とあるメーカー品を取り寄せ(来ても頂きましたが)、
従来機との性能試験を行い、実力を見せていただきました。
下記画像の「水色枠」が今回の検討機。ポータブルさ・・・はバッチリです。
PCとつなげば(ソフトもインストールで)、種々解析も出来て、優秀です
(PCなしでもデータは本体にためられます)。
「黄色枠」は、従来機ですが、高分解能で屋内試験の照明条件設定に非常に活躍しておりますが、
屋外現場への持ち出しは少々難ありです(高価でおそれおおいのです)。
分解能では、さすがに従来機に軍配でしたが、検討機もピークのずれもなく、
後ほど重ねあわせた波長比較でも、問題ないレベルでした。
その後、検討機と、従来機のハンディータイプ版(緑枠)との比較試験。
検討機の波長分解能は、高性能機と従来ハンディー機との間のスペックですので、
データとしても申し分ない性能でした。
よって、より軽く・小型の、本検討機を購入することにしました。
早急なデモ機の手配と、計測試験にご協力いただきましたメーカーさまに感謝いたします。
今後は屋外での夜間照明の分光測定には、本機も持参しデータ取得したいと思います。
さらには、当方の光害データベースより、
この波長成分がどのくらいあるから影響する・・・というような情報とリンクさせ、
光害判定機構がもりこめるような展開も?