今年(2015年)のイネへの光害事例は多いです。
その中でも、蛍光灯から一斉に「白色LED」に切り替えた例で、
一斉に交換するケースの場合、
水田隣接箇所では、光害が見られる水田がずらーと、
白色LED照明による「光害街道」が形成されている場所が何か所も確認されています。
【生活道路の白色LEDによるイネ光害5】
上記は同じ道路ですが、歩道に向けた白色LED照明が
水田にも夜間照射され、照明隣接箇所ごとに光害(生育遅れ)が見られます。
【生活道路の白色LEDによるイネ光害6】
こちらも異なる地区ですが、同じく歩道に向けた白色LED照明ごとに、光害が確認されます。
【生活道路の白色LEDによるイネ光害7】
またまた別の地区ですが、同様です。
【生活道路の白色LEDによるイネ光害8】
安心安全確保の一助となる照明の普及は歓迎ですが、
光害対策ガイドライン(環境省)【該当ページ】にも示されている農作物への配慮・・・必要かもしれません。
◆ これまでお示しした 「農作物の光害事例」集は → 【コチラ】 ◆
◆ 農作物の光害に関する 判定・講演依頼などは → 【こちら】 ◆