イネ光害~こういうケースもあります:2事例(2015年追加6)

今年のイネ光害訪問先、まだまだ示していきたいと思います。

急増中なので、どのようなカテゴリーとして構成していくか悩まされますが、

今回と次回は、こういうケースもあります・・・です。

 

【交差場所下の照明によるイネ光害】

 

とある水田と住宅街が混在する地域のいわゆる「光害街道」、

従来の蛍光灯防犯灯と新設か交換されたLED照明が電柱ごとに取り付けられています。

その照明ごとに、水田側を確認すると、生育がそれぞれの箇所で遅れています。

(穂が垂れているところと、穂が出たばかり、もしくは出ていない)

 

その中で、従来の蛍光灯防犯灯の場所も遅れているところがあり、

その範囲がえらく広いことに違和感を感じました(下の画像)。

 

 

周りを確認すると、高速道路の交差するところに、

照明(おそらくオレンジ色に光るナトリウムランプ。赤い丸)が・・・

この照明の夜間照明照射が広く水田にあたっているのでしょう。

穂が垂れているところと、まだ立っているところと見事に分かれています。

 

 

【歩道橋の照明によるイネ光害】

 

歩道橋にも照明が取り付けられています。

あまり気にしていないのですが、この照明も白色LED照明に変わってきています。

(今回久しぶりの事例です。前回は、3年前でした)

そこで、確認できた今回の事例。歩道橋以外にも夜間照射が漏れすぎて、

なかなかの広範囲で、照射されてしまっています。

従来の蛍光灯防犯灯と新設か交換されたLED照明が電柱ごとに取り付けられています。

 

その中で、近くにこんな歩道橋もありました。

歩道橋を利用する方の動線範囲だけ、照明されている中々なアイデアです。

 

 

 

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