この2015年は、急増している「白色LED照明」の光害事例を中心に、
16例を示してきましたが、やはり元祖は(?)、ナトリウムランプを使った
オレンジ色の道路照明による光害です。
今年の光害調査ドライブにおいても、どんどん見つかりましたので、
今回はその事例をお示ししたいと思います。
【ご参考】かつてのオレンジ色の光の影響事例ページ(抜粋)
イネへの生育影響は、長波長側(より黄色・オレンジ・赤の色構成成分が、
相対的に大きくなります。
別の表現をすると、より低照度であっても影響が出てしまいます。
また、道路照明となるとより高い位置にあるので、その照射範囲も大きくなり、
広範囲で影響してしまうのです。
【影響範囲を減らすため囲いをつけたりしていますが・・・】
【田んぼの方向を意識しての遮光筒がありますが・・・】
【黒い幕で制限しているのですが・・・】
【照明位置から離れている気がしますが・・・】
やはり広範囲です。今年も各地で確認されました。
◆ これまでお示しした 「農作物の光害事例」集は → 【コチラ】 ◆
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