「日本農業気象学会」への参加(平成28年度・支部大会)

アグリライト研究所として、4年連続でプレゼンしてきました。
(参考:平成25年分平成26・27年分

 

【平成28年】
屋外照明によるイネ光害評価をケースとしたUAV の農業利用
○岩谷潔 1.2,園山芳充 1.2,山本晴彦 2、馬場雅之 1,野村和樹 3
(1株式会社アグリライト研究所,2山口大学大学院創成科学研究科(農学系), 3山口大学大学院農学研究科)

農業分野での利用が進む無人航空機(UAV)を用いた、イネにおける屋外夜間照明の漏れ光による生育かく乱である「光害(ひかりがい)」の影響評価技術について検討した。日中および夜間の空撮画像からイネ群落への漏れ光の照度分布評価、日中画像から光害による出穂遅延の状況を個体群表面色の黄化遅延として評価が可能であることが示唆された。
 

 

≪連名分・共同研究での参画成果≫
青色光の暗期照射がホウレンソウの生育・抽苔におよぼす影響
○野村和輝1, 山本晴彦2, 岩谷潔2, 園山芳充3
1 山口大学大学院農学研究科, 2 山口大学大学院創成科学研究科(農学系), 3 株式会社アグリライト研究所

農作物への光害が少ない夜間照明の開発を目的に、光質に着目して実験を行ってきた。本実験ではホウレンソウを供試作物として、光害(抽苔)抑制に有効であると考えられた青色光を異なる生育段階から暗期照射させ、どのように抽苔抑制効果があるかを調査した。結果として青色光による抽苔抑制は、花茎伸長抑制ではなく、花房形成抑制によることが示唆された。

 

【農水省プロジェクト内容成果も含まれております(25~27年度の3年間で実施】
http://www.yamaguchi-u.ac.jp/topics/2013/_3007.html