「2017年追加のイネ光害事例」の続きです(【3】はこちら)。
<今年2017年発信事例の1番目(光害説明を含む)は コチラ >
<ご参考~これまで示した光害事例集 【コチラ】 から>
今回は身近な商業施設に関連した照明による事例です。
【駐車場照明によるイネ光害1】
↑ 駐車場のための照明器具ですが、水田に隣接している側に設置されていることから、
光害がおこっています。実はこの駐車場、前日深夜に到着して利用した宿泊場所の駐車場なのです。
深夜到着だったため周辺の土地利用に目がいかず、夜間の様子が確認できずじまいに終わってしまいました。
【駐車場照明によるイネ光害2】
↑ こちらはコンビニエンスストア駐車場のための照明器具ですが、水田に漏れ光があたっていると考えられます。
2年前に確認した この場所と同じLED照明器具と同一のものと思われます。
以前はナトリウムランプのオレンジ色の光の照明器具が多くみられ、広い範囲で光害が起こっている事例(その一例と対策例 <2012年確認事例・こちら>)が多くありましたが、
LED照明に切り替わり始めていますが、まだ各地で報告されています。
【電照看板によるイネ光害?】
↑ こちらは水田の生育差から、おそらく電照看板が起因しているだろうと考えられるケースです。
夜間訪問してみましたが、消灯されていました。休日だからだったのか、時限消灯なのかわかりませんが、
確定できないケースです。過去ここまであたっていれば、穂がでない ケース(2015年確認事例)も思い出しました。
【商業施設関連の照明によるイネ光害?】
↓ 下記画像のケースは結局原因不明でした。しかし非常に広範囲で、まばらさもある光害範囲が確認できます。
長距離移動中に確認したので、夜間での再訪ができなかった場所ですが、非常に気になる場所です。
道路を挟んだ商業施設の照明があたっているのか・・・???
道路側から何かが来ているように・・・
前の画像のさらに奥側のなぞのまばらさ。
さらにその奥まで・・・が範囲。
道路対岸は商業施設の連続です。
イネ光害事例(2017年追加版)は、「5」に続きます≪こちらから≫
◆ これまでお示しした 「農作物の光害事例」集は → 【コチラ】 ◆
◆ 農作物の光害に関する 判定・講演依頼などは → 【こちら】 ◆