「2017年追加のイネ光害事例」の続きです(【5】はこちら)。
<今年2017年発信事例の1番目(光害説明を含む)は コチラ >
<ご参考~これまで示した光害事例集 【コチラ】 から>
オレンジ色の光を放つナトリウムランプは、まだまだ各地で見られますが、
水銀灯などに比べて低照度であっても光害が起こってしまうことから、非常に広い範囲の光害が各地で確認されています。
<オレンジ色の光のイメージは コチラ >
今回は、そのナトリウムランプによる光害事例の3例です。
【郊外の交差点に設置されているナトリウムランプによるイネ光害1】
↑ 交差点側の照明するように設置されていますが、後方漏れ光の範囲も広く、
距離が離れていますが、光害が確認できます。
この照明はカットルーバーなどの後方漏れ光を抑える器具も入っておらず、
夜間は相当な範囲がオレンジ色の光に包まれていると考えられます。
<後方漏れ光を抑える対策事例 → 事例1 ・ 事例2 (その画像掲載の事例文面は こちら ) >
↑ 照明柱に近づいて水田側を見ると、その柱の影のイメージがわかるように、
素直に穂が垂れている部分と、生長が遅れてまだ穂がたったままの場所が確認できます。
【郊外の交差点に設置されているナトリウムランプによるイネ光害2】
↑ さらに郊外であっても然り、こちらも先ほどの事例と同じ北陸の某県ですが、
カットルーバーなしで、さらに、照明柱の影もイメージできる光害確認場所です。
【郊外の交差点に設置されているナトリウムランプによるイネ光害2】
↑ 先ほどの事例から数キロ離れた場所ですが、同様に光害が確認できました。
今回の3事例は、夜間の訪問に至っておりませんが、郊外の比較的近い場所で確認できた光害事例でした。
イネ光害事例(2017年追加版)は、「7」に続きます≪こちらから≫
◆ これまでお示しした 「農作物の光害事例」集は → 【コチラ】 ◆
◆ 農作物の光害に関する 判定・講演依頼などは → 【こちら】 ◆