「2017年追加のイネ光害事例」の続きです(【6】はこちら)。
<今年2017年発信事例の1番目(光害説明を含む)は コチラ >
<ご参考~これまで示した光害事例集 【コチラ】 から>
水田地帯をとおる道路にある交差点は周辺が水田に囲まれていますが、その場所での光害事例です。
【交差点周辺の複数水田の光害事例1】
↑ 比較的大きな交差点になると、夜間の安心安全を確保する目的で設置される照明器具も複数の場合もあります。
この場所は、北陸新幹線開通にあわせて、周辺の取り付け道路新設時に旧道を改良して十字交差点となった現場です。
この交差点には、新旧ありますが4つの照明があり、LED照明ではなく、すべて水銀灯のようです(移設されたものかもしれません)。
↑ 照明Aに隣接する水田側をみてみると、かなりの広範囲で光害が起こっています。
夜間訪問はできずじまいでしたが、照明Bや照明Dの夜間照明も浴びている可能性があります。
↑ 照明D側に隣接した水田Bも、やはり光害がおこっています。
後方漏れ光を軽減する黒幕が入っていますが、効果は発揮されていないようです。
こちらは照明Cの光も入ってきているかもしれません。
今回の事例のように、同じ水田に複数の照明が照射されているケースもあります。
商業施設隣接の水田であれば、このような 事例 もありますが、
郊外では設置者が単一の交差点照明のみでの合わせ技による光害、照明計画には悩まさせる場面となります。
イネ光害事例(2017年追加版)は、「8」に続きます≪こちらから≫
◆ これまでお示しした 「農作物の光害事例」集は → 【コチラ】 ◆
◆ 農作物の光害に関する 判定・講演依頼などは → 【こちら】 ◆