前回に引き続き、今年度把握箇所の光害事例です。
この時期、調査にドライブ三昧(?)です。イネの生育は待ってくれませんから・・・。
今回は、九州某県です。
今回も、昼夜セットでの訪問が出来ていないので、御了承下さい。
(同じ場所に2回訪問できるルートならいいのですが~根拠ある画像資料が得られますので)
【折角、白色LED照明を採用したのに・・・編】
某県某市ですが、昨年度一挙に白色LED照明を取り入れたようです。
車で走っていても、多くの照明が視界に入ってきます。ここまで設置されているのも清清しさがあります。
そして、このような道路でも積極的に照明設置(通学路なのかもしれません)。
しかし・・・
影響しているようです。電柱の影部分(夜間照射の影響がない)との生育差が出ています。
よくLEDだから(光害がでない)大丈夫と言う方がいらっしゃいます。
照明の種類ではありません(ナトリウムランプ、蛍光灯、水銀灯など)。
その照明の色成分の度合いに依存します。
白色に見えても、色んな色が組み合わされ混じっているわけです。
影響のある色が多く含まれていれば、イネ等農作物にとっては見分けているので、
きっちり生育が遅れてくるのです。
・・・大学の正門がしまる時間が迫っているので、
もう1事例仕込みましたが(画像注記編集)、これは、明日連投用に・・・。
下記は、おまけ参考編です。
【水田の真ん中に看板】
暗くなっての帰路、なんじゃこりゃーです。初めて実物は見ました。
(他の場所ですが、問い合わせは経験していたのですが・・・)
夜間だったので、生育影響の確認はできなかったのですが、
フラッシュしての画像には、生育差があるような・・・。
影響の事実が不明瞭な為、この事例はご参考ということで。
また、明日続きます(たぶん)。
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