株式会社アグリライト研究所は、
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局が実施する
「令和4年度 課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」に応募し、
採択されましたのでお知らせいたします。(応募件数24件中 採択件数5件)。
今後、提案事業名 『衛星データによる「ずっと、400年」の先へ続く醤油原料の地産化』 の代表機関として
実証事業を進めて参ります。
≪内閣府による令和4年採択課題一覧 http://www.uchuriyo.space/model/ ≫
実証チーム構成
株式会社 アグリライト研究所 ≪代表機関 ≫
一般財団法人 リモート・センシング技術センター(RESTEC)
実施予定期間
2023年3月まで
提案概要
創業400年のヒガシマル醤油株式会社では、淡口醤油の原料となる米、小麦、大豆の国産化や生産の省力化など
「2050年問題」に対するリスク回避に長年取り組んできており、
さらに昨今のウクライナ情勢により、原料確保に関するリスク回避の早期実現が必要と考えています。
そのような社会的要請に対し、当社を代表機関とする実証チームでは、
2019年の同実証事業 で開発し実証を続けてきた
衛星データと地上データを関連付けた小麦栽培支援技術(開始したサービスページ)を発展させ、
本実証において、過去の衛星データ等とこれまでヒガシマル醤油株式会社が蓄積してきたデータと知見を活かし、
2年3作輪作体系での米、小麦、大豆に対する適切な栽培・省力化情報を現場に提供し、
醤油原料の地産化を実現するための実証を行います。
ご参考1 : 開始したサービス「小麦防除適期予測サービス」(2022年7月~)
https://www.agri-light-lab.co.jp/?p=7215
(加えて、小麦を対象に予測モデル構築を行ったことから、管理指針ごとの高精度なモデル構築や、
他の作目(大豆やトウモロコシなど)への展開をめざしております)
ご参考2 : 直近イベント
『SPACETIDE 2022「宇宙ビジネスは、新たな価値を届ける」』においてパネリスト登壇します(2022/7/19)
https://www.agri-light-lab.co.jp/?p=7089
ご参考3 : 2019年度実施時
≪キックオフ≫ 【2019年8月(キックオフ)】
≪プロジェクト終了後、内閣府 S-NET 掲載取材記事≫ 【2020年4月(取材記事)】
≪「空畑」記事(2022/9/27公開)≫https://sorabatake.jp/28922/
内閣府による案内
(一部改変)
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局では、2017~2021年度に引き続き、
「令和4年度 課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」を実施いたします。
本事業では、衛星データの利活用促進に向け、衛星リモートセンシングデータの先進的な利用モデルの実証を行います。
令和4年度のモデル実証では、新事業・新サービスの創出、既存産業の付加価値向上・生産性向上、
地方創生、制度改革やマニュアル化等による行政利用の促進等に貢献する、
実用化を目指した衛星データ利用モデルの実証提案を募集しました。
http://www.uchuriyo.space/model/
一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)による案内
内閣府の実施する令和4年度「課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」へ、
RESTECの参画するプロジェクト『衛星データによる「ずっと、400年」の先へ続く醤油原料の地産化』が採択されました。
創業400年のヒガシマル醤油では、「2050年問題」に対するリスク回避として、原料(米、小麦、大豆)の国産化や生産の省力化などに長年取り組んでいますが、
昨今のウクライナ情勢などを受け、原料確保に関するリスク回避の早期実現が必要と考えています。
本実証では、過去の衛星データ等と、これまでヒガシマル醤油が蓄積してきたデータと知見を活かし、
適切な栽培・省力化情報を現場に提供し、醤油原料の地産化を実現するための実証を行います。
新しい産地で2年3作輪作体系による品質収量の安定と生産性の向上を早期に実現するための、
衛星データの持つ「継続性」、「広域性」、「定期性」を有効利用した産地育成支援です。
2年3作輪作体系での前作と後作の関連を評価し、畑作物の初期生育から土壌の排水性を把握、
品質収量から次の栽培に必要な作業を絞り込み、省力化情報を提供、生産性を高めるシステムを構築します。
本プロジェクトにおいてRESTECは、農業分野における光学衛星・SAR衛星の知見を活かした農業利用手法の検討を行います。
https://www.restec.or.jp/notice/notice_year_2022/20220708.html
山口県による案内
『内閣府「令和4年度 課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」が採択されました』
本県では、山口県産業技術センターに「衛星データ解析技術研究会」を設置しており、このたび、研究会会員をメンバーとするプロジェクトチームが、
内閣府「令和4年度課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」に応募した結果、
下記のとおり採択されましたのでお知らせします。(全国 応募件数:24件、採択件数:5件)
[採択事業]
・提案事業名
衛星データによる「ずっと、400年」の先へ続く醤油原料の地産化
・提案概要
過去の衛星データ等と、これまで蓄積してきた栽培データと知見を活かし、適切な栽培・省力化情報を現場に提供し、
醤油原料の高品質・高収量生産による安定供給を実現するための実証を行う。
・実証チーム構成
(株)アグリライト研究所 ※代表
(一財)リモート・センシング技術センター
(地独)山口県産業技術センター
ヒガシマル醤油(株)
(株)高田商店
・実証予定期間 2023年3月24日まで
《参考》課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト
・実施主体:一般財団法人日本宇宙フォーラム(内閣府委託事業)
・事業内容:先進的な衛星データ利用モデルの実証プロジェクトを公募し、採択された事業は委託契約を締結
https://www.pref.yamaguchi.lg.jp/press/161092.html
山口大学による案内
『農学部発ベンチャー企業が内閣府の実証プロジェクトに採択されました』
山口大学農学部発ベンチャー企業である株式会社アグリライト研究所を実証チーム代表とする
実証プロジェクト「衛星データによる「ずっと、400年」の先へ続く醤油原料の地産化」が
内閣府 宇宙開発戦略推進事務局「令和4年度 課題解決に向けた先進的な衛星リモートセンシングデータ利用モデル実証プロジェクト」に採択されました。
創業400年のヒガシマル醤油株式会社(兵庫県たつの市)が長年にわたり取り組んでいる淡口醤油の原料となる
米、小麦、大豆の国産化や生産の省力化など「2050年問題」への対応は、昨今のウクライナ情勢による原料確保に関するリスク回避のため、
早期の実現が必要となっています。そのような社会的要請に対し、株式会社アグリライト研究所を代表機関とする実証チームでは、
本事業において、過去の衛星データ等とこれまでヒガシマル醤油株式会社が蓄積してきた栽培に関するデータと知見を活かし、
2年3作輪作体系での米、小麦、大豆に対する一気通貫した栽培・省力化情報を現場に提供し、
醤油原料の地産化を支援するための実証を行います。
株式会社アグリライト研究所は、2019年も同実証事業で山口大学も加わった実証チームの代表として採択され、
衛星データと地上データ、IoT農業機械を組み合わせた山口県産製パン小麦「せときらら」の高品質栽培支援技術について開発実証を行っており、
今回事業ではその技術を米、小麦、大豆へ応用発展させ、社会の課題解決に取り組みます。
https://www.yamaguchi-u.ac.jp/agr/news/2017/index.html