11月末の当社決算を迎え、バタバタしておりましたが、
光害についてもまとめていかなければなりません。
今回は、最近問い合わせの多い「LED」は光害(植物への生育影響)がおこるの?について、
実例をお示ししたいと思います。
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2012年版・第6弾の光害事例です【これまで分はコチラから】。
8月出穂遅れを確認していた場所(当時の様子~【実り始めの時】)を、
収穫時期に再訪問してみました。
8月には夜間訪問できていませんでしたが、
道路に向けたLED照明、圃場にも煌々とあたっておりました。
そして、生育が遅れている部分との境界がはっきりと分かる状態となっています。
講演等で毎回説明しますが、
照明の種類(LED、ナトリウムランプ、水銀灯、蛍光灯などなど・・・)で
光害の影響度合いが変わるものではありません。
その照明の色を構成している波長について、
影響のある色成分をいかに含まれているかです。
しかし、私たち人間には白色に見える照明は、
残念ながらイネに対しては、防犯灯に利用できる照度では、光害を発生してしまいます。
(当方10種類ほどの白色LEDについて試験を進めましたが、市販照明は影響します)
(影響のない色成分のみで構成する照明は、色合いが悪く、到底白色には見えないものです)
急速に普及している白色LEDの設置ですが、
あわせて光害発生事例も多くなってきているのが現状です。
◆ これまでお示しした 「農作物の光害事例」集は → 【コチラ】 ◆
◆ 農作物の光害に関する 判定・講演依頼などは → 【こちら】 ◆