令和5年度水俣環境アカデミア「SDGs未来都市フェスタ」が開催され、
当社(アグリライト研究所)は、体験型ブースの一つ「植物をはかってみよう」を担当させていただきました。
このイベントは、水俣市が「 SDGs未来都市 」に選定されていることもあり、
実験や体験、展示コーナーをまわり、SDGsを楽しく学んでみませんか?というもので、
展示型ブース4種と、体験型ブース11種が展開されました。
当社ブースは「植物をはかってみよう」として「味」に着目。
『植物には様々な「味」がある。しかし、その「味」が、「どれだけ甘いのか」「どれだけ苦いのか」
「どれだけすっぱいのか」は人それぞれの感覚でしかない。
そこで、今回はその中でも「甘味」「酸味」を様々な果物で測定して、比較する。』をテーマ目標としました。
(過去、水俣環境アカデミアジュニアサイエンスセミナーの講師役においても同一のテーマで展開させていただいております。 2022年度 ・ 2020年度 ・ 2019年度)
今回は、30分間入替制・計8回開催の内容となり、
約1ヶ月前から、時間内に終えられる体験内容構成の検討、準備する果物の選定など、検証・準備を進めてきました。
↑ 8機会、毎回参加者登録+飛び入り参加いただき、合計34名の方に体験頂きました。
毎回趣旨説明からスタートしますが、昨年までのイベントでは同じ受講生に約7時間・種々の測定からプレゼンまで実施するロングランで実施していましたが、
今回の30分単位は、参加者にとって、種々のブースをまわって体験できるので、良かったのではないでしょうか。
当社からは、北野研究員・外薗研究作業補佐員、そして私の3名、
そして、水俣高校のボランティアスタッフの方も1名加わり、スムーズに進めることができました!
↑ しぼって・糖酸比計とpHを試験紙を用いて測って(数値化)・実際食べて甘いなどの主観順序と測定数値の順列との差を感じる・・・と進めていただきました。
初めに配布したサンプル(今回は、シャインマスカット・レモン・オレンジ。後半は熊本マンゴー(玉東産!)も登場)が酸性寄りだったので、
余裕のある参加者さんには、アルカリ性のサンプルもお渡しし、アルカリ側の試験紙の変化も見ていただきました。
↑ 参加者の少ない時間をねらって、他のブースもまわってみました。
水俣高校からは、水俣市・SDGsに関するクイズコーナーも。正解と思われる選択肢に向けてお手製のパチンコでペットボトル蓋を飛ばすというもの。
3問ありましたが、全問正解でした!(各問4つの選択肢に癖があって、答えを知らなくてもわかりました)
正解数に応じて、アイスクリームのトッピングが増えるということで、糖分最大限アップのごほうびを頂戴しました。
↑ イベント開始時と終了時、
スタッフ側が集合し、開始時・水俣市長、終了時・古賀先生のあいさつもありました。
↑ 1年に1機会以上、お会いできる機会がありますが、今回もお二方と長い時間情報交換ができました。
当社(アグリライト研究所)、水俣市に本社移転して、もう6年目になります。
今年度も水俣市からの依頼で実績となりました。今後も、お役に立てることがあればと思います。
(過去、水俣市イベント講師役(再掲)。 2022年度 ・ 2020年度 ・ 2019年度・ 2018年度(特別市民講座))