謹んで新年のお慶びを申し上げます。
2024年、新しい1年が「また また また また また また また また また また また また」はじまりました。
(当社設立後、毎年年始のブログでは年を跨ぐ毎に「また」が増えています)
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
2011年12月19日に設立した当社も12年間が経過し、13年目を迎えております。
皆さまからのご支援・ご依頼によるものであり感謝申し上げます。
昨年2023年は、熊本(水俣市)への本社移転後6年目に入り、
主軸事業として、水俣研究所・山口大学内研究所とも「植物の栽培比較試験」の実施、
「(資材を理解、試験条件を決めるためなどの)論文調査」の依頼を頂戴し続けております(依頼事例)。
最近の依頼は『バイオスティミュラントとして、依頼事業者さまが得意とする資材(化合物など)を植物の生育に寄与する資材として販売していきたい』のご要望にて、
水耕栽培への適用のほか、土耕栽培の場合はどうなるか、両方のアプローチで植物の生育差が見てみたい傾向が続いています。
(依頼の資材は依頼事業者さまの、メイン商材作成時発生する副産物、得意とする中間原料などであり、
何か植物業界(農業・環境)に役立てられないかの検討で当社にアプローチ頂いております)
一昨年(2022年)は20件であった上記を含む役務依頼件数が、昨年(2023年)は36件と大幅に増えました(完了件数・現在実施中分は完了時2024年にカウント)。
また、宇宙利用事業としては、衛星データを利用した事業構築への強化として、
2023年度において
・熊本県DX実証事業 : 『ドローンや衛星データを活用したサツマイモの高品質化・高収量化・管理省力化』(事業目的はリンク先)
・経済産業省 : 『熊本県における特産品農作物の高品質化を目指した予測情報開発』
に採択され、研究開発事業として進めております。
2022年に開始した「小麦防除適期予測サービス」(ご要望の予測情報計算式の構築も可能)は、
とある依頼者管内の「子実タンパク含量を向上させた生産者数」の底上げを達成する 実績 もでてきました。
2024年は、継続して「栽培比較試験・論文調査」を主として、
宇宙利用事業としての「植物生育の予測(管理者向け、生育段階において追肥量、物流管理として収穫量)」への精度向上や対応作目アップと進め、
本年も、当社にアプローチ頂く事業者さま・エンドユーザーさまの利益向上に至る技術づくり・商品づくりのための「実用化研究」が可能な役割を担って参ります。
本日から1年間、どうぞ宜しくお願いいたします。
2024年1月1日
株式会社アグリライト研究所 代表取締役 園山 芳充
(御参考 : 昨年、2022年、2021年、2020年、2019年、2018年、2017年、2016年、2015年、2014年、2013年、2012年)
787093-206